最近では女性だけでなくメンズも縮毛矯正する時代になっていると思われる。V系アーティストやホストにはじまり、雑誌の読者モデルなんかもやっているからであろう。そういったカッコイイ人達が縮毛矯正していると、当然、多くの人はマネしたくなる。しかし、縮毛矯正で失敗した経験がある人は多いはず。私も過去に失敗した経験があった。仕上がりを自然に見せるためのポイントがあるのでそれをしっかりと抑えてほしいのだ。
メンズが縮毛矯正にて失敗する原因とは
まずは失敗と思ってしまった例を挙げてみたいと思う。
①想像以上に真っ直ぐになりすぎてメンズなのにペッタンコヘアー
②縮毛矯正がしっかりとかかっていなく真っ直ぐになっていない
③髪の毛が予想以上にゴワゴワになってしまい髪の毛に大ダメージを受けてしまった
ちなみに私はこれら3つ、全て経験した事がある。なので、こういった失敗をしない為に美容院選びから考えているのだ。
縮毛矯正をやって失敗を防ぐ為には・・・まずは、ちゃんとした美容院を選ぶこと。カットとかならば試しに・・・と新しい美容院でやってもらうことがあるのではないだろうか?カットならば値段もそこまで高くないし、思い切り切らなければ1ヶ月もすればまた髪は伸びるはず。なので、気軽に新しいお店をチャレンジできるのだ。
しかし縮毛矯正は違う。値段は15000円~20000円ぐらいと高く、一度かけるとしばらくの間その状態が続いてしまうのだ。その為、新しい店で気軽にチャレンジ出来ないし、失敗したら激しい後悔に襲われるであろう。私の場合は昔から行き着けの美容院でやってもらうようにしている。そうすることでメリットがあるのだ。
そのお店の美容師さんは私の髪質やダメージ具合など全て把握してくれているので、それに合わせてアドバイスや提案をしてくれる。縮毛矯正をやる時に大体どんな感じでやればいいのか理解してくれているのだ。こちらから相談しても的確にアドバイスしてくれるし、信頼関係もある。縮毛矯正をやる場合は行き着けの美容院で毎回やることをおススメしたい。
私は過去に1度だけ、別の美容院で縮毛矯正をしたことがある。その結果、酷い仕上がりになってしまったのだ。必要以上にダメージを受け、すぐに縮毛矯正がとれてしまった・・・。美容師側も初めてのお客さんに対してはどんな感じでやればいいのか、難しい部分があるはずなのだ。
ちなみに個人的にはチェーン店よりも個人経営のお店でやることをおススメしたい。というのも、チェーン店だと経費削減の為に縮毛矯正の液が安い値段の物だったというパターンが多いのだ。その為、液の臭いがきつかったりと不満が出てきてしまう。(全部のチェーン店がそういうわけではない)
私の行っている個人経営店はそんなことはなく、ちゃんとした液を使ってくれている。個人経営店ならばどこも安心と言うわけでもないので事前に口コミを見てみるなどリサーチが必要。一番いいのは、縮毛矯正をやっている友達におススメの場所を聞いてみるとか、芸能人のいきつけの場所なんかよいのではないだろうか?
縮毛矯正を失敗させない大前提として、お店選びからしっかりしなければならないのだ。
メンズが縮毛矯正で自然な仕上がりになる為のポイントとは
美容院選びをしっかりして、行き着けの店ですることにより、縮毛矯正がしっかりとかかっていなとか必要以上のダメージを受けるなどの失敗を防ぐことができるだろう。
しかし、メンズの失敗の一番の悩みは自然に仕上がらないことだと思う。ペッタンコヘアーにより不自然になってしまうことではないだろうか?これはオーダーの仕方によりどの美容院でも起こり得ることなので注意してほしい。
[おススメのオーダーの仕方]
①トップだけ若干軽めにしてもらう
②若干内巻きにアイロンをかけてもらう
ペッタンコヘアーの特徴として頭のてっぺんから髪先まで一直線になってしまうことだと思う。その為、トップだけ若干軽めにかけてもらうとよいだろう。(行き着けの美容院ならば縮毛矯正をかける具合を理解してくれる)
縮毛矯正の液は髪に付けてから置く時間によって段々効果が強くなっていく。その為、トップ以外の部分を最初にやって貰い、少し時間を置いて時間差でトップをやってもらう。こうすることでトップだけ軽めにかけることができるのだ。
そして、一直線,パッツンパッツンと言った仕上がりを防ぐ為にアイロンをかける時、若干内巻きにしてもらうとよいだろう。あくまでも若干・・・。やりすぎると女の子みたくなってしまうので、自然な感じに若干内巻きにしてもらうことをおススメしたい。
[縮毛矯正の手順]
①1液を付けて放置する(この時にトップだけ時間差で付けてもらう)
↓
②1液を洗い流して髪を乾かす
↓
③ヘアーアイロンをかける(若干内巻きにアイロンをかけてもらう)
↓
④2液を付けて放置する
↓
⑤2液を洗い流して髪を乾かす
大まかな流れはこんな感じだ。
[1液と2液について]
くせ毛の内部はシスチン結合というものが不均一になっている。これを一度切断し、真っ直ぐな状態で再び結合させる為にこれらの液が使われる。ちなみにストレートアイロンの高熱で真っ直ぐの状態を固定させる。(160℃~180℃ぐらい)
つまり簡単に言うと、液を使用して、ストレートアイロンで真っ直ぐにした状態を髪に覚えさせるといった感じなのだ。当然、液や高熱の影響で髪のダメージはどうしても防げない。なので、自分の髪のことを理解してくれている美容師さんに最低限のダメージで抑えてもらうことも重要なのである。いくら髪が真っ直ぐになってカッコイイヘアスタイルを作れたとしても、ダメージが物凄く酷い髪では魅力が半減してしまうのだ。
ストパーや部分的な縮毛矯正について
よく、くせ毛,天然パーマの人がストパーはどうなの?と疑問に思うかもしれないが、ストパーよりも縮毛矯正をやるようにしよう。そもそもストパーは他にやったパーマ(カールなど)をストレートに戻すものなのだ。なので、くせ毛を根本的に真っ直ぐにしたいのならば縮毛矯正がおススメ。私もストパーを試しにやったことはあるのだが、2,3ヶ月ですぐにとれてしまった。
また、縮毛矯正を部分的にやるのもあまりおススメできない。縮毛矯正をやってしばらくが経ち、前髪の癖だけ気になってきたことが過去にあったのだ。その為、前髪だけを部分的に縮毛矯正したら少し変になってしまったのだ。それ以来、部分的に縮毛矯正やるのは辞めて必ず全体でやるようにしている。
過去に縮毛矯正で色々な失敗を経験できたから、今は失敗することなく、なるだけ自然な仕上がりになっているのだ。やはりどうしても、真っ直ぐ感は出てしまうので、それは理解した上で縮毛矯正にチャレンジしてほしいのだ。縮毛矯正してもワックスやスプレーでふわっとしたヘアスタイルを作ることは可能なので、こういったアイテムの活用もおススメしたい。