肺気胸、自身がなってしまったり友人や家族、好きな芸能人なんかがなってしまったらどんな病気なのか?凄く気になりますよね。私自身、肺気胸の経験が過去にあり、2回手術しています。もちろん、入院もしました。私の場合は自然気胸だったのですが、今回、手術や入院期間などの実体験をお話ししたいと思います。
【肺気胸】手術や入院期間について
肺気胸、私がかかった自然気胸の手術や入院期間についてなのですが、軽度の気胸なら入院も手術も必要なく、自然に塞がるのを待ちます。そのかわり、自宅で安静にしていなければなりません。
重い気胸の場合は手術と入院が必要。手術に関しては病院により、直ぐできたり待ったりします。というのは手術の予約の空き状況によるというわけです。
私の場合は胸がなんかおかしいな?と感じ病院に行き、気胸と判断されてその日の内に直ぐ入院。数日後に手術を行い、手術が終わって数日入院。ですので、入院期間は大体1~2週間ぐらいと考えておけばよいでしょう。
入院期間中は胸腔(きょうくう)ドレナージを実施。胸に局所注射の麻酔を行い管を挿入し、専用の箱に連結。胸と箱を管で連結されている状態になるのです。これにより、肺に溜まっている空気を排出。
ただこれが物凄く辛く、少し動くだけで激痛がはしったり・・・。トイレ行くにも箱を持っていかなければならないし、かなり不便でした。
そして、手術後が最も辛い・・・。手術は麻酔をかけて行うので当然、手術中は意識がありません。手術が終わり意識を取り戻しそのまま部屋に運ばれるのですが、ここからが地獄です。
寝返りを打てないほどの激痛で、まったく身動き不可能。術後1日経っても激痛が残るのですが、リハビリの為にウォーキングをしなければなりません。これが本当にしんどくて・・・。気胸は術後が最も辛く、間違いなく人生で一番の辛い経験でした。この時、もう2度と気胸になりたくないと強く思いましたね・・・。今も思っていますが。
最後に肺気胸について簡単に説明をしておきたいと思います。
肺気胸の説明
まず肺気胸の自然に起きてしまう自然気胸は10歳台後半~30歳代の痩せ型男性に多いとのこと。私は10台後半にかかり、当時、かなり痩せていました。どういう病気なのかというと、肺から空気がもれて胸腔(きょうくう)にたまっている状態になります。肺が空気に押されて小さくなる状態ですね。つまり、肺から空気がもれて肺が小さくなった状況のこと。
ですので、肺気胸になると息苦しくなるのです。ちなみに、自然気胸は明らかな理由もなく発生するので特発性と言われていて厄介。再発の恐れもあり「完治」がないので、不治の病と言われています。
肺気胸の手術や入院期間、体験談を少しお話してみました。何かの参考になって頂けたら幸いです。
ちなみに、入院期間中は物凄く暇で、家族に本を買ってきてもらいひたすら読むか寝ていました。入院期間中の過ごし方を考えておくとよいかもしれませんね。
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